先日、ノルディックウォーキングネットワークに1通のメールが届きました。福岡県にお住まいの寺田さんです。
寺田さんは、健康のためにと、生涯スポーツを探しておられたとの事。偶然、ノルディックウォーキングを知り、さっそく始めたとの事で、写真も送っていただきました!
■寺田さんからのおたより
ノルディックウォーキングネットワークのスタッフの皆さんこんにちは。サイトの情報で、これでも自分でできるかなーと主人と一緒に話しながら拝見していました。
主人が、私に相談することもなく、突然ポールを一組買って帰ってきたので、どこで歩くことができるかどうかもわからないまま、山登りに来てしまいました。
これが、そのときの写真ですが、ポールはアウトドアグッズメーカーのものですが、これでもノルディックウォーキングは可能ですか?
歩く路面はどんな種類のものがいいかなども教えてください。また、初心者にあった歩き方などのコーナーも設置していただけるとうれしいです。
サイトにあった、自分の身長の0.68倍の長さのポールが最適とのことですが、これぐらいでも大丈夫ですか?
■ノルディックウォーキング・ネットワークより
寺田さん、おたよりありがとうございます。
初めてのノルディックウォーキング体験、分からないことやご質問も多いかと思います。今回いただいたおたよりのご質問にお答えします!
路面について
さて、山登りスタイルになってしまったとのことですが、ノルディックウォーキングは本来、オフシーズンである夏のスキーやクロスカントリーの選手達のトレーニングのために開発されたスポーツです。そのため、険しい山道など、起伏の激しい路面以外であれば、林の中・芝生の広場・アスファルトなどの舗装道路など、どこでも歩けますよ。
しかし、寺田さんの場合ははじめてのトライ、ということですのでまずは、フラットな路面を選ばれた方がいいでしょう。舗装道路の場合はポールの先のアスファルトパッド(※1)を装着して、草の生えている土の道では、アスファルトパッドをとって使用してみてください。
スタッフが試したところでは、
の中では、土の上が一番歩きやすかったように感じます。(感じ方には、個人差があります。)なお、土の上では、アスファルトパッドを外して歩きました。
好みのコースが見つかるまで、最初はいろいろ歩いてみるのも楽しいと思いますよ。
ポールの選択について
今回、寺田さんが購入されたアウトドアグッズメーカーでは、まだノルディックウォーキング用のポールは販売されていないようです。なので、おそらくクロスカントリー用などのポールを購入されたのかと思います。
クロスカントリー用のポールで代用し、ノルディックウォーキングをする事は可能ですが、ウォーキング用に開発されている、ノルディックウォーキング専用のポールを購入されることをオススメしております。
まだ日本では認知度の低いノルディックウォーキング。そのため、どこのアウトドアショップにも置いてある。というのは難しいのが現状です。
現在、日本で購入可能なポールメーカーには、以下のようなところがあります。
また、ポールの長さですが、右の写真のように、ポールをもって、立てたときにご自分のひじが約90度(直角)になるのが理想です。ちょうどこぶしがおへそに来るくらいの高さです。そして、初心者の方には、短めのポールではじめることをお勧めしております。上達するにしたがって、だんだんと長くしてください。
(ポールを長めに持つと、負荷が強くなります。)
自分に適した長さが分からない初心者の方などには伸縮可能なポールが良いと思います。
まだまだ、日本中どこでも簡単にできるという状況ではありませんが、ノルディックウォーキング専用コースを設けることが決まっている地域などもあります。全国のイベント情報も頻繁にチェックしてみてくださいね。
寺田さん、レポートありがとうございました。またのご報告もお待ちしております。
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↑寺田さんから送っていただいた写真です。決まってますね!
↑初心者とは思えぬ、颯爽とした歩きに驚きです!
【※1:アスファルトパッド】
ポールには床につく部分に、「アスファルトパッド」(ラバーチップとも言う)がついています。
これは、グリップ力を発揮するのはもちろん、アスファルトからの衝撃を吸収する効果があります。
アスファルトパッドは取り外しが可能なので、芝生など、やわらかいところを歩く場合には、取り外して利用します。
アスファルトパッドは消耗品なので、磨り減った時には、新しいものに取替えましょう。
【FAQ】
ノルディックウォーキングに関するさまざまな疑問にお答えしています。
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