![インタビュー](../image/interview.jpg)
一歩外に出ればそこはノルディックウォーキングの場所
──この「水の森・ノルディックウォーキング・クラブ」のできた経緯と活動の状況を教えてください。
■眞山:昨年、水の森市民センターで開催されたフィンランドに関する講座にでノルディックウォーキングを体験したのですが、参加された方で、これからもノルディックウォーキングを続けてみたい。という人たちが集まってできた会です。
──最初は何人くらいで始まったのですか?
■眞山:16人ですね。年代は50代から60代、70代ぐらいまでの人たち発足した13人の人たちが最初のメンバーです。
──現在の、「水の森・ノルディックウォーキング・クラブ」の年齢層や男女構成はどのような感じですか?
■眞山:60代が中心ですね。最初はやや女性の方が多かったです。現在はもうすぐ50名くらいになりますが、大変男性が増えてますね。
──こういう市民サークルは女性の方が活発なイメージがありますが、男性が多い背景は何だと思いますか?
■眞山:そうですね。もしかしたらジムに行って、エアロビクスや水泳などをされる割合は女性が多かもしれませんが、山歩きとまではいきませんが、ウォーキングですし、水の森公園の中という条件もあって、意外に男の人が抵抗なく参加できたんじゃないかと思っています。
──今まででどのくらい活動をされているのですか?
■眞山:10月に第1回目の活動を行い、月に2回、第2・第4木曜日を活動日にしています。ただ、暖かい季節には、毎週歩いてもいいんじゃないか、という方が多かったので、第1、第3、第5の木曜日も、自主活動ということで集まっています。自主活動も、毎回10人くらいは集まるんですよ。
──メンバーの数は増えていますか?
■眞山:今回も何名かいらっしゃいましたが、新しい会員が毎回2〜3名いらっしゃって、メンバーはちょっとづつ増えてますね。
もしかしたら曜日を増やすと、もっと増えるかもしれません。現在は、木曜日のみの活動なので、曜日を増やせば、人数はもっと増えると思います。、
──なるほど。メンバー数は増える一方なのですね。とすると、ノルディックウォーキングには、一度はじめると辞められない魅力があるのでしょうか?
■眞山:そうですね。私もテニスをしていましたが、テニスをやるには、相手が必要だし、テニスコートを予約したり、コートに行って準備したり、と、始めるまでに何かとやらなきゃいけない事が生じますが、、ノルディックウォーキングはポールを持って玄関出るだけ。
玄関の外、すぐそこからスポーツを始められる。という手軽さがとても魅力的だと思います。
──眞山さん自身、自宅の周りでノルディックウォーキングをやることもありますか?
■眞山:ええ、ありますよ。木曜日はみんなと一緒に歩きますけど、他の日は家族と一緒に今から歩くって感じで。まぁ散歩と同じ感覚で、いろいろストレッチをしたりとかですね。ノルディックウォーキング、歩くのもいいんですけど、前後にポールを使ってやるストレッチは本当に体全体がねよく伸びて気持ちよく筋肉が動くようになります。
──自宅の周りをポールを持って歩くとなると、人目が気になったりしませんか?
■眞山:そうですね。(笑)最初恥ずかしかったかもしれませんね。
でも、信号待ちしてたりすると、「これなあに?スキーのストックなの?」なんて聞かれて、ノルディックウォーキングの説明をしたり。意外な普及効果もあるんですよ。どこでやってんのとか誰が教えてくれんのとか、ポールは買えるのなんていう質問も受けるので、興味ある人は結構いると思いますよ。おかげで、段々歩くのも平気になってきました。
近所を歩くのも普及活動なんですよ。
──現在のメンバーはシニア層が中心ですね。ノルディックウォーキングがもっと若い世代に広がる可能性はあると思いますか?
■眞山:市民センターの講座ということもあって、ウィークデーの開催だったんです。それで集まる人たちが割合シニアの年代か主婦の方たちが多かったですね。ただ、土曜日、日曜日のイベントには結構若い方や、ファミリーの方など、たくさん来ますから、スポーツとして本当にノルディックウォーキングやりたいっていう層はもしかしたらもっと30代とか40代くらいの人じゃないかと思っています。
──指導者は最初からついていたんですか?
■眞山:最初は、全員初心者でしたから、当然一から指導していただく必要がありました。そのため、毎回先生をお願いしてました。
高橋さんがフィンランドから12月に帰国されたので、高橋直博先生にも教えていただいています。 |
日本ノルディック・フィットネス協会代表
高橋直博さん
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日本ノルディック・フィットネス協会代表の高橋さんは、フィンランドで出会ったノルディックウォーキングを日本に持ってきた、いわば伝道師。
インストラクター養成講座を予定するなど、精力的にノルディックウォーキングの普及活動をされています。
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仙台フィンランド健康福祉
センター事務局
眞山むつ美さん
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仙台フィンランド健康福祉センターとは、フィンランド政府や仙台市の支援のもと、福祉国家の中でも先端を行くフィンランド型福祉の技術・ノウハウを広めるために設立されました。
関連リンク 仙台フィンランド健康福祉センター |
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